10番 運転免許制度・交通反則通告制度 オートマチック車の運転

運転免許の
しくみ
運転免許のしくみ
無免許運転の禁止
自動車・原動機自転車を運転する時はその車種やけん引などの状況に応じた免許を所持していなければならない
(免許停止処分中の運転も無免許運転になる)
また、運転中に警察官から免許証の提示を求められたときは、提示の義務がある
免許証を携帯せずに運転した場合は「無免許運転」ではなく「免許証不携帯」の違反になる

自動車免許の種類
①第1種運転免許
自動車・原動機自転車を運転する場合に必要
運転免許と運転できる自動車
運転免許と運転できる自動車免許の種類
②第2種運転免許
乗合バス・タクシーなどの旅客自動車を旅客運送のため運転する場合に必要(回送など旅客運送をしない場合は不要)
また、代行運転自動車を運転するときも必要(自動車運転代行業の運転者が酔客に代わって客の普通自動車を運転する)
下記代行運転自動車標識の表示義務有り(車の前後の定められた位置)
代行運転自動車標識代行運転自動車標識
③仮運転免許
第1種免許を受けようとしている人が、練習などのために大型自動車・中型自動車・普通自動車を運転する場合に必要
(仮免許の有効期間は6ヶ月)

仮免許での運転練習の注意事項
仮免許で大型自動車・中型自動車・普通自動車を運転するときは、その車を運転できる第1種運転免許を3年以上受けている人の指導を受けながら運転する
(第二種免許所持者も可)

仮免許で運転練習をするときは、車の前後の定められた位置に仮免許練習標識をつける
仮免許練習標識
最近は車の前後の定められた位置という表現が主に用いられるが、以前は地上0.4m以上、1.2m以下の見やすい位置という表現もあった
仮免許も交通違反で取り消しの基準に達すれば取り消される

自動車などの種類と車体の大きさなど
①大型自動車
大型特殊自動車・大型自動二輪車・普通自動二輪車・小型特殊自動車以外の自動車で次のいずれかに該当するもの
車両総重量 11,000kg以上
最大積載量 6,500kg以上
乗車定員 30人以上
②中型自動車
大型自動車・大型特殊自動車・大型自動二輪車・普通自動二輪車・小型特殊自動車以外の自動車で次のいずれかに該当するもの
車両総重量 5,000kg以上11,000kg未満
最大積載量 3,000kg以上6,500kg未満
乗車定員 11人以上29人以下
③普通自動車
大型自動車・中型自動車・大型特殊自動車・大型自動二輪車・普通自動二輪車・小型特殊自動車以外の自動車で次のいずれかに該当するもの
車両総重量 5,000kg未満
最大積載量 3,000kg未満
乗車定員 10人以下
④大型自動二輪車
エンジンの総排気量が400ccを超える二輪の自動車
⑤普通自動二輪車
エンジンの総排気量が50ccを超え400cc以下の二輪の自動車
⑥原動機付自転車
エンジンの総排気量が50cc以下の二輪のもの
⑦けん引免許
大型自動車・中型自動車・普通自動車・大型特殊自動車のいずれかで、他の車をけん引する時はけん引する自動車の免許とけん引免許が必要
けん引
ただし次の場合はけん引免許は不要
①車の総重量(人や荷物も含めた車全体の重さ)が750kg以下の車をけん引するとき
②故障車をロープ・クレーンなどでけん引するとき

運転経験がないと運転できない車
大型ダンプカーや緊急自動車を運転するときは、それぞれの運転免許のほかに定められた運転経験が必要
(たとえば普通自動車の緊急自動車を運転するには、免許取得2年以上の運転経験が必要)

初心運転者期間
普通免許・大型二輪免許・普通二輪免許・原付免許で、免許の種類ごとに取得後1年間を初心運転者期間という
(普通免許を受けて経験3年であっても、その後普通二輪免許をとれば1年間は普通二輪免許は初心運転者期間であるということ)
また、初心運転者期間内に交通違反などをしたときは再試験対象初心運転者となることがあり、その再試験に不合格になると免許が取り消される

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オート
マチック車
の運転
オートマチック車の運転
オートマチック車はギアチェンジの操作が不要なため運転が楽になりますが、発進時の飛び出しや、エンジンブレーキの利きにくさや、利き遅れ、クリープ現象などAT車の特性を充分理解して正確に操作することが必要

クリープ現象
エンジンをかけてチェンジレバーをP(パーキング)やN(ニュートラル)以外に入れたときにアクセルを踏まなくても車が動き出す現象をクリープ現象という
始動直後やエアコン使用時など、エンジン回転数が高いとき注意が必要
交差点で停止したときなどブレーキをしっかり踏んでいないと追突事故などを起こすことになる
それを防ぐために、停止時間が長くなる時は、チェンジレバーをN(ニュートラル)にしハンドブレーキをかける

キックダウン
チェンジレバーをD(ドライブ)レンジで走行中、アクセルペダルを一気に踏み強い加速が得られる仕組みをキックダウンという

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