19番 悪条件下での運転など

悪条件下での
運転など
夜間の運転
夜間の視認性

夜間は昼間に比べて視界が悪いので、慎重な運転が必要
従って夜間は必ず灯火をつけなければいけない
例外】昼間でも灯火をつけなければいけない時
トンネルや天候(霧など)で50メートル先が見えないときは灯火をつける

灯火(ライト)使用時の注意
・前照灯は上向きで100m先、下向きで40m先の障害物を確認できる程度しか照射しない

従って、街路灯や周囲の照明が無い場所を走行するときは自分のライトだけが頼りとなる
対向車や前車に迷惑(眩しさ)がかからなければ、上向きで走るほうが安全ということである
しかしながら、交通量の多い道路では前車や対向車にげん惑(眩惑=対向車のライトで目がくらんで一瞬みえないなること)を与えないように下向で走行する
・対向車のライトが眩しいときはげん惑を起こさぬよう、視点を視界の中のやや左前方に移して目がくらまないようにする
・対向車のライトの光に横断歩行者が溶け込んで、見えなくなってしまう(蒸発現象)ことがあるので注意

・二輪車は小さく見えにくいので、昼間でも灯火をつけて視認性を高めるようにする
・夜間の駐車時は、ライトの点灯が義務づけられているが、昼間でもトンネルや天候(霧など)で50メートル先が見えないときは灯火をつける
例外】照明などで50m後方から見える場合や停止表示器材を置いているときは点灯義務は免除
停止表示器材
高速道路上での駐停車時は停止表示器材も設置の義務あり 夜間は非常点滅表示灯なども点ける(昼間でも視界が200m以下の場合も同じ)

・走行中バス以外は室内灯の点灯禁止
・見通しの悪い交差点などでは、ライトを点滅させて自分の存在を知らせる

さまざまな環境下での運転
雨や悪路走行時の注意
・雨や悪路では、制動距離がのびるので、車間距離を広くとり急ブレーキ・急ハンドルを避け、スリップしやすいので断続ブレーキを使い慎重に操作する
・道路工事の鉄板、マンホールのふた、路面電車のレールなどはよくすべるので、急ブレーキを避けレールは直角に近い角度で入るようにする
また、舗装道路では雨の降り始めは路面上の埃やオイルなどが浮き出てよくすべるので、覚えておくこと
ハイドロプレーニング現象(水が溜まった路面で高速走行すると、タイヤが路面をつかみきれず車のコントロールがきかなくなる現象)に注意  対処法:水が溜まった路面を避け、速度を落として走行する
・深い水たまりに入るとブレーキがきかなくなることがあるので避けるようにするが、やむを得ず入る場合は歩行者などに水や泥をかけないようにする

霧の時の注意
・霧が発生したときは前照灯を下向きにつけて、車の周囲にある安全な構造物(ガードレールなど)や前車の尾灯などを目安にし、状況に応じて警音器を使い安全を図る(前照灯を上向きにすると霧に乱反射してますます前が見えなくなる また窓を開けて周囲の状況を見極めるのも重要)

山道での注意
・山道などは地盤がゆるんで崩れやすいので、路肩には寄り過ぎないようにする

雪道での注意
・雪道では滑り止め(タイヤチェーンなど)を使い滑りやすいので慎重に運転する ライトを点け速度を落として車間距離を広くとり、急ブレーキなど急のつく操作を避ける
・雪道では、前の車が通った跡(わだち)を走行する


緊急事態が起きたら
運転装置の不調などへの対応
方向指示器がつかなくなった時は、手信号で合図をする(すみやかに近くの修理工場へ)
パンクした時は、ハンドルをしっかり握り、バランスをとりながら徐々に速度を落とす(急ブレーキは避ける)
ブレーキがきかなくなった時は、減速チェンジによるエンジンブレーキとハンドブレーキ使って徐々に速度を落とす
アクセルが戻らなくなった時は、ギアをニュートラルにして断続ブレーキで減速、停止してからエンジンを切る(四輪車の運転装置はエンジンの力を利用して楽に安全に操作が行えるようになっているので、停止する前にエンジンを切ってしまうとブレーキの効きが悪くなったり、ハンドルが重くなったりするので停止後にエンジンを切るが、二輪車の場合は始めにエンジンスイッチを切って動力を切断し、ブレーキをかけて停止する)

衝突・転落などへの対応
衝突しそうになった時は、警音器を鳴らしてブレーキをかけて左側により避けるが、道路外が安全な場合は道路外に出て衝突を避ける(道交法では道路外は通行禁止⇒でも、例外)
万一、走行中に積荷を落とした時は、安全な場所に車を止めて、他の車に注意して積荷を回収

オーバーヒートしたときの対応
オーバーヒートとは、エンジンが正常に機能するための適正な冷却水の水温を超えた状態をいう
試験問題のオーバーヒート時の対応法表現:オーバーヒートしたら少しでも早く安全な場所で停車し、しばらく低速回転させてエンジンの温度が低下してから冷却水を補充する
(実はオーバーヒートの対応は記載されているものだけではありません これは試験問題対応のみの記載)

大地震での対応
大地震が起こった時は、急ハンドル・急ブレーキを避けて、車を道路の左側寄せて停止 その後は、地震情報などを聞いて周囲の状況に応じて行動する 車を置いて避難する時は、できるだけ道路外の場所に移動だが、やむを得ず道路上に置く時は、道路の左側に寄せてエンジンを止め、エンジンキーはつけたまま窓を閉めドアロックせずに避難する
(理由:車が邪魔になったときに移動できるように)

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