学科1番 運転者の心得

車社会での
モラルと責任
車社会でのモラルと責任
正しい運転技術と交通ルールを守ることはもちろんですが、ゆずりあいや思いやりを持つことが重要なことを忘れないように  また、他人に迷惑となる行為・運転をしてはいけない

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3つの責任 3つの責任
交通事故や交通違反をすると、次のような責任を負うことを忘れないで下さい  (以下3つの責任)
刑事上の責任 (懲役、禁固、罰金など)
行政上の責任 (免許の取消、停止など)
民事上の責任 (損害賠償)
必ず自動車保険に加入する  任意保険に加入する事も大切です

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自動車保険 自動車保険
法律では万一に備え自動車保険(強制保険)に加入することを義務付けていますが、 自分がどんなに注意していても車の故障などで、人を傷つけてしまうことも考えられる 強制保険で損害賠償できるのは人身事故に限られ、充分に賠償できるものではない 従って任意保険にも加入するようにする
強制保険には自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)と自動車損害賠償責任共済(責任共済)があります  必ずどちらかに加入

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同乗者の
安全確保
同乗者の安全確保
四輪車
同乗者の安全確保も運転者に義務付けられている
同乗者のシートベルトを着用。転落防止(ドアロック)
同乗者の降車時に注意(運転者が注意・指導する)

シートベルトの着用が適さない6才未満の子供(シートベルトが首にかかる学童も)はチャイルドシートを使用する  その際は発育の程度に応じた形状のものをできる限り後部座席で使用する(やむをえず前席で使用するときは座席を一番後ろまで下げて前向きで取り付ける)
例外】怪我や病気、授乳などやむをえないときはシートベルト・チャイルドシートは免除

二輪車
乗車用ヘルメットのない人を同乗させてはいけない

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四輪車の
正しい服装
四輪車の正しい服装

活動しやすい服装をする
サンダル下駄ハイヒール厚底靴では運転しない

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四輪車の
運転姿勢
四輪車の運転姿勢

シートとハンドル位置の調整の仕方

目の高さ:前方がよく見渡せるように

ひざ:クラッチペダル(AT車はブレーキペダル)を踏み込んだ時にひざがわずかに曲がるように座席の位置を調整する

ひじ:ハンドルを握った時にひじがわずかに曲がるように背もたれの角度とハンドルの高さを調整する

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シートベルト
装着の注意点
シートベルト装着の注意点

肩ベルトが首にかからないように

腰ベルトは骨盤を巻くように  (腹部にかかってはいけない)

シートの背は倒さずに、深く腰掛ける

ベルトがねじれないように

バックルの金具は確実に差し込む

着用免除の場合があるので注意
病気(妊娠中も)・けがなどで着用が適当でない時

エアバッグがついている車でもシートベルトは必ず着用
(エアバッグの前には物を置かない)

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二輪車の
正しい服装
二輪車の正しい服装

ヘルメット:頭のサイズにあったもので、PSCマーク・JISマーク・SGマークがついた規格品を あごひもを確実に締めて、正しくかぶる(工事用の安全帽では不可)

服装露出部分が少なく、からだの保温や保護に適した明るく目立つ色のもの  風でひらひらするもの(マフラー・スカート等)は避ける

ひもがない運動靴など  乗車用ブーツが最適

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二輪車の
運転姿勢
二輪車の運転姿勢
あごを引き視線を前方へ向ける

肩・腕力を抜きわきを軽く締める

背・腰:からだが安定する位置に腰をおき自然に背筋をのばす

ひざひざで燃料タンクをしめる(ニーグリップ)  スクータータイプは軽く内側に向け外側に開いてはいけない

:ハンドルを押すようにしてグリップの中央を軽く握り、手首は自然な角度をもたせる

つま先を前方に向けてステップの上に足の裏が水平になるようにする

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二輪車の車種
の選び方
二輪車の車種の選び方
平地でセンタースタンドが楽に立てられる

またがったときに、両足のつま先が地面に届く

8の字に押して歩くことがスムースにできる

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運転時の
心構え
運転時の心構え
乗降りの時には、車の周囲、貨物自動車などは車の下に子どもがいないかなどの確認  また、やむをえずバックで発進しなければならないときは同乗者に後方確認を依頼する

乗ってからドアを閉めるときは、一気に閉めるのではなく少し手前で一度止めてから力を入れて閉める ドアを開けるときも、まず少し開けて一度止め安全確認後、必要なだけ開けて降車する

過労運転や酒気帯び運転は禁止されています  運転するときは心身ともに良いコンディションのもと、2時間に1回は休息がとれるゆとりある運転計画をたてる  疲労、病気、心配事があるときは運転をしない また風邪薬などの抗ヒスタミン剤や精神安定剤・鎮痛剤などを飲んだときも運転してはいけない

酒酔い運転 酒気帯び運転は禁止・・・その他運転予定者への酒類提供・飲酒した人への車両提供や同乗も禁じられている

運転免許証の携帯と記載条件を守る 記載条件:眼鏡使用など
車検証・責任保険証明書・任意保険証明書の備え付け コピー不可
自動車を運転する時は、発炎筒・赤色懐中電灯などの非常信号用具や停止表示機材を備え付けていなければならない

運転中の携帯電話は使用禁止
走行中は携帯電話などを通話のために使ってはいけません また、携帯のメールやカーナビ・カーテレビなどを注視してはいけない 運転前に電源を切るか、ドライブモードにセットする、やむを得ず使用する時は、安全な場所に停止して使用

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